StuffIt Expander によるファイルの解凍
StuffIt がサポートする形式の多くはデフォルトで StuffIt Expander と関連付けられており、「箱の中にボール」のアイコンで識別できます。サポートされているファイル形式の完全リストについては、「StuffIt 2010 ユーザーガイド」(PDF) の付録Aを参照してください。圧縮、およびエンコード化されたファイルを解凍する場合は、ダブルクリックするだけのシンプルな操作です。Expander が起動し、ファイルを解凍して終了します。
Expander のファイルマッピング環境設定でファイルの関連付けを別の形式に変更することもできます。
ヒント:Finder でファイルを選択し、「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択し、ファイルをダブルクリックした時に開くプログラムを設定しておくこともできます。「プログラムを指定」セクションで、リストから希望するアプリケーションを選択するか、メニューの下部にある「その他...」を選択します。選択したら、「すべて変更...」ボタンをクリックします。
アプリケーションアイコン/Dock アイコンにドラッグアンドドロップしてファイルを解凍
Expander が開くことのできるファイルでも、アプリケーションに関連付けされていない場合があります。StuffIt Expander のアプリケーション、または Dock アイコンにファイルをドラッグして開くことができます。Expander が起動していない場合は、プログラムが起動され、ファイルを解凍して終了します。
ドラッグウインドウにドラッグアンドドロップしてファイルを解凍
StuffIt Expander を起動すると、ドラッグウインドウが表示されます。StuffIt Expander ドラッグウインドウにファイルをドラッグして解凍することができます。
ヒント:StuffIt Expander に複数の項目をドラッグして、一度に解凍することもできます。
解凍されたファイルの検索
Expander が終了すると、解凍された内容はオリジナルのファイルと同じディレクトリに保存されます(この設定は環境設定で変更できます)。
アーカイブからファイルを解凍したら、ファイルがパッケージされていたアーカイブは必要なくなるので、削除しても構いません。
Expander が「パッケージ内にパッケージ」を認識した場合は、ファイルの解凍が続行されます(この設定は環境設定で変更することができます)。
セグメント化されたファイルの解凍
StuffIt Expander はさまざまなセグメント化されたファイルを結合できます。セグメント化されたファイルを結合するには、セグメントをすべて同じ場所に保存しておく必要があります(例:フォルダ)。セグメントを 1 つのファイルに結合するには、StuffIt Expander に最初のセグメントをドラッグするだけで実行できます。Expander がセグメントの結合を終了すると、結合されたファイルは、オリジナルのセグメントと同じディレクトリに保存されます(この設定は環境設定で変更することができます)。
解凍したいセグメント化されたアーカイブが複数の CD、または DVD に保存されている場合は、セグメントを一つずつ解凍することができます。まず、セグメント1が入っているディスクを挿入し、StuffIt Expander に該当するセグメントをドラッグ & ドロップします。Expander で最初のセグメントの解凍が終了すると、残りのセグメントが保存されているディスクを挿入するよう指示するダイアログが表示されます。
暗号化されたアーカイブの解凍
StuffIt Expander でファイルを解凍する前に、パスフレーズを入力するように指示するダイアログが表示されます。正しいパスフレーズが分からない場合は、暗号化されたアーカイブに保存されているファイルにアクセスすることはできません。
パッケージの内容
StuffIt Expander は、圧縮、アーカイブ、あるいはエンコードされたファイル(パッケージ )の解凍を実行しますが、パッケージが解凍されれば、Expander の作業は終了です。StuffIt Expander でアーカイブの内容を操作することはできません。必要なアプリケーションを Macintosh にインストールしておかなければ、解凍したファイルを表示、編集、操作することはできません。
ヒント:StuffIt Expander で解凍したファイルに関して不明な点がある場合は、ファイルを投稿、または送信した相手に尋ねて、ファイルを開くのに必要なプログラムを確認してください。
高度な Expander 機能
1 回限りの環境設定
StuffIt Expander にファイルをドラッグしている間に「オプション」キーを押し続けると、「1 回限り」の環境設定ダイアログが表示されます。
現在の操作のみに適用される環境設定を変更できます。「OK」をクリックして、環境設定ダイアログを終了すると、該当ファイルのみ新規の場所に解凍されます。次回からの解凍操作には、通常の環境設定が使用されます。
バージョン確認
StuffIt Expander では Sparkle を使用して、バージョン確認やセルフアップデートを行っています。Expander の新バージョンがリリースされている場合、アラートを受信します。新バージョンをダウンロードする「アップデートをインストール」を選択した場合、Expander を終了して、所定の場所に新バージョンをインストールします。「後で通知する」を選択すると、ダイアログを終了しますが、次回 Expander を起動すると再度表示されます。「このバージョンをスキップする」の場合は、ダイアログを終了し、次のバージョンがリリースされるまでダイアログは表示されなくなります。
Growl
マシンに通知システムの Growl をインストールしている場合、Expander の警告などメッセージの表示に使用されます。
ヘルプのホーム ページに戻る
Copyright © 2009 Smith Micro Software, Inc. All rights reserved.